最近では空いた時間を利用して、アフィリエイトを副業としてはじめたい、と考えるサラリーマンが多いようです。しかし「言葉は知っているけど、実際何をすれば良いの?」という方も多いでしょう。実際、アフィリエイトひとつとってもその方法は多岐に亘ります。しかし基本的には広告を掲載するという部分は同じです。そのために必要な知識やスキルを大まかにご紹介しましょう。
まずはアフィリエイトの広告を見つけることからはじめましょう。とは言え、実は広告主はここでは紹介しきれない程たくさんあります。メジャーな所ではGoogle、ショッピングサイトのAmazonや楽天、そしてASPと呼ばれるA8netやinfotopなどです。
この中から「売れそうだな」と思う広告・商品を選択します。ただし、売れるか売れないかは誰も教えてくれませんので、自分の経験や勘が頼りです。単価が高すぎず、安過ぎずなものを選ぶ、といったコツもありますが、それだけでは推し量れない部分も多々あります。
ちなみに、アフィリエイト報酬にはクリック報酬型と成果報酬型の2つがあります。前者は訪問者が広告をクリックするだけで収入となるものです。ただし単価は安いので、大きな金額を目指すにはその分、クリック数が必要となります。後者は広告のリンク先にある商品の購入や、サービスの利用を訪問者が行った時点で報酬発生となるパターンです。単価はクリック型に比べて高めですが、成果に結びつかない場合はお金が入りません。
次にアフィリエイトの広告を貼るためのサイトを製作しなくてはなりません。こう書くと、かなりハードルが高いように感じるかもしれませんが、実際にはフリーブログなどのサービスでも大丈夫です(ただし、広告掲載を禁止しているところもありますので事前にご確認くだし)。
しかしどんな場合にも必要となるのがテキストです。これはご自身で執筆する必要がありますので、時間を見つけてコツコツ書いていきましょう。ある程度たまったらサイトにアップします。そして広告を貼り付け、あとは訪問者が広告クリックしてくれれば成功です。これがアフィリエイトの一連の流れになります。
クリック報酬型、成果報酬型のどちらにも共通して言えるのが、アクセス数(PV数)を集めなくてははじまらない、ということです。どんなに良いサイトを作ったとしても、人が来なくては広告自体見られません。そのための施策としてSEO対策と呼ばれるものがあります。これはSearch Engine Optimizationの略で、要は検索エンジンに対してサイトを最適化し、訪問者を増やそう、というものです。
SEOの方法にはホワイトなものからブラックなものまで幅広くあります。最近では前者のホワイトハットSEOというものが非常に重要視される傾向にあるようです。これは、自作自演のリンクなどを使わず、コンテンツの魅力を最大限に利用するという方法です(厳密には他にもさまざま方法が存在します)。つまり、執筆するテキストの内容が良ければ、自然に人は集まるだろう、という考え方ですね。
しかし、アフィリエイトに限って言えばホワイトハットSEOだけではどうにもならない部分があるのも事実です。ある程度、自作自演リンクなども試行錯誤しながら利用し、Googleによるペナルティがあった場合には撤退するなどの方法が、現状では現実的かもしれません。
アフィリエイトは非常に奥の深いビジネスです。この記事だけでは、結局何がなんだかわからない、という方も多いでしょう。実際には上記の方法だけでは大きな収入を得ることは難しいと言えます。地道に経験を積み、自分だけのノウハウを身につけた人だけが成功する厳しい世界と言えるでしょう。